JET経験者意見交換会開催報告(in 北京)
所長補佐 周藤はるみ
(松江市派遣)
2007年11月1日、当事務所開設10周年記念式典に併せて、北京市でJET経験者意見交換会を開催しました。今回の意見交換会には北京市を中心に中国各地から、JETプログラムにより国際交流員(CIR)、外国語指導助手(ALT)として日本で活躍された経験を持つ方々16名にお集まりいただくことができました。また、当協会本部から理事長、事務局長、また、当協会シンガポール事務所、ソウル事務所、外交部外事管理司、在中国日本国大使館からもご参加いただき、総勢25名で開催しました。
近年、日中の地域間交流が友好交流都市の枠にとらわれない、交流する中でお互いにメリットを求める『ウィンウィン』の形態へと変化しています。その中で、CLAIRの貴重な財産であるJET経験者の方々が日中交流の架け橋として、一層活躍していただける環境を整備するため、当事務所とJET経験者の連携及びJET経験者相互の連携を強化することを目的として、このような意見交換会を開催しています。
今回の意見交換会では、参加したJET経験者からも、日中交流において貴重な資源である彼ら自身を更に活用するために横のネットワークをつなげる必要があるという考えが示され、CLAIRと共通認識を持っていることが確認できました。そして具体的な方策として、横のネットワークをつなげるためには、リーダーが必要で、主催者、開催内容を決めて定期的な意見交換会を開催すれば効果が生まれるのではないか、または、全国をブロックごとに分けて、年に1〜2つのテーマを決めて取り組むのも良いのではないか、という意見をいただくことができました。
また、経験者よりJETプログラムによる日本での経験がその後どのように生かされているかについて報告いただきました。例えば、派遣された地方自治体において、礼儀正しさやドレスコードについて見習ったことが現在の職務にも大変役立っていること、ALTとしての派遣だったため日本語の習得度はそれほど高くなかったけれども、帰国後も日本人と触れ合うときに、JETの経験により正しい日本を理解していたことから、より深い交流が図られた、などのお話でした。JETプログラムが国際交流を推進する上でのノウハウの習得に限ったことではなく、派遣者の人生にとって大変貴重な財産になっていることを再認識できて大変有意義な会となりました。
それから、JETでの派遣を振り返り、派遣者を国際交流所管課のものだけではなく、地方自治体すべてのものとして活用するべきで、形式だけではなく、地元の人々、団体と実質的に触れ合う機会をもっと多くして欲しかったとの、JETプログラムをより実りあるものにするための意見もいただきました。
1987年に始まったJETプログラムに中国からの参加者が加わったのは1992年からです。この15年余りの間に、中国のJET参加者の延べ人数は930名を超えました。来年度にはJETプログラムによる中国からの派遣者の延べ人数は千人を越える勢いです。日中両国にとってこの貴重な人的資源を生かしていくために、横の連携が更に強固になっていくよう、CLAIRではこれからも機会を見つけて今回のような意見交換会を継続して開催していきたいと考えております。
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参加者一同による記念撮影 |

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