「2006北京国際旅遊博覧会(BITE2006)」に参加して
所長補佐 菅原 大介
(仙台市派遣)
当事務所は、今年度からの新規事業である「国際交流会議サポート事業」の一環として、6月22日〜24日に北京展覧館において開催された「2006北京国際旅遊博覧会(BITE2006)」に参加しました。
北京市旅遊局の主催で行われたこの博覧会は、2004年から毎年開催されており、今年で3回目を迎えました。今回は、60を超える国・地域および中国国内の各省・市・自治区から600を超える旅行業者等が参加しました。日本の地方自治体からも、札幌市、青森市(以上、「世界冬の都市市長会」合同ブースに出展)、京都府、大阪府、堺市、兵庫県、奈良県(以上、関西合同ブースとして出展)、沖縄県が展示ブースを出展しました。
今回の博覧会では、初日、2日目は、主に旅行業界関係者を対象に、また最終日には一般開放もされるなど、会場内は連日多くの人で賑わっていました。また、会場内の一角には、台湾館や2008年北京五輪のPRブースも設置されていました。このような博覧会は、旅行業界関係者にとって重要な情報交換や関係づくりの場となっているばかりでなく、一般市民にとっても観光情報の収集の場となっているようです。なお、今回の博覧会は、「北京国際旅遊网上博覧会」としてインターネット上でも観ることができます。
当事務所も、1ブースを借り上げ、展示ブースを出展しました。出展に当たっては、多くの地方自治体、関係団体からパンフレット等を提供していただきました(資料提供自治体・団体数66)。会期中は、ブース内において、提供していただいたポスターを掲示し、パンフレット等を陳列するとともに、DVDを上映するなど、当協会・当事務所の紹介に加え、日本の各地方自治体のPRも行いました。各地方自治体から提供していただいたポスターやパンフレットは、どれも個性にあふれており、限られたスペースの中で各地の特性を活かしつつ、全体として統一感を持たせることに一番苦労しましたが、おかげで当事務所のブースを賑やかに彩ることができました。
会期中は、当事務所のブースにも多くの方に足を運んでいただきました(特に午前中に人が集中しました)。ポスターを見てきれいだと言ってくださった人もいれば、パンフレットを端から一揃え持っていく人あり、ひとつひとつのパンフレットをじっくり見て、気に入ったものだけを持っていく人ありと、様々な光景を目にしました。また特に、初日、2日目は、来場者のほとんどが旅行関係者ということもあり、東京や大阪以外の都市について聞かれることもありました。旅行社側としては、日中地方都市間で運行している直航便(空路、海路)を活用して、ビジネスに結び付けようと考えているようです。
このように、多くの来場者に恵まれたこともあり、中国の方々に対し、効果的に日本のPRができたのではないかと思いますが、一方いくつか気付いた点もありましたので、ご紹介します。
1 パンフレットについて
来場者には、3つ折のようなコンパクトなパンフレットよりもA4版のものが好まれる傾向がありました。また来場者の中には、英語圏の方もおり、このような国際的な博覧会では、中国語版のほか、英語版を用意することも有効ではないかと思いました。
2 配布用ポスター、DVDについて
会期中は、多くの来場者から配布用ポスターやDVDがないかと質問がありました。今回、配布用としてDVDを提供してくださった自治体もありましたが、ブースに出せばあっという間になくなってしまうという状況でした。写真のほか、映像も活用したほうが、その土地のイメージを来場者に対して伝えることができるのではないかと感じました。
3 日本全体についての紹介について
日本地図、日本全体についての概要を紹介したものはないかという問い合わせも数多くありました。これは、展示ブースの出展の仕方とも関わってくることかと思います。会場では、「韓国ブース」や「英国ブース」など、各国で1つの展示ブースを出展し、自国のPRを行うという様子が数多く見られました。今回の博覧会では、沖縄県、関西合同ブース、当事務所の3つのブースが横並びに配置され、外見上は「日本エリア」が形成されていましたが、日本全体を紹介する「日本ブース」は存在しませんでした。今後、当事務所において展示ブースを出展する際は、同時に出展する関係機関と連携しながら、個別の地域をPRしながらも、日本全体もPRすることができればよいのではと感じました。
中国では、BITE2006のほかにも、このような博覧会等が各地で開催されています(2006年度中に開催が予定されている博覧会等の情報についてはこちらをご参照ください)。当事務所では、今後もこのような機会を積極的に活用して、今回同様、希望される自治体のパンフレット等を設置することにより、日本の地方自治体のPR等を行っていくとともに、当事務所において借り上げたブースを、希望される自治体に提供させていただきたいと考えております。
*出展に当たり、パンフレット等を提供していただいた地方自治体、関係団体は以下のとおりです。この場を借りて感謝
申し上げるとともに、今後ともご協力の程よろしくお願い申し上げます。
札幌市、青森県、青森県青森市、岩手県、
北東北三県観光立県推進協議会、宮城県、仙台市、山形県米沢市、福島県、
福島県郡山市、福島県棚倉町、茨城県、栃木県、埼玉県、埼玉県川越市、
神奈川県、横浜市、神奈川県横須賀市、神奈川県藤沢市、神奈川県小田原市、
神奈川県相模原市、神奈川県箱根町、新潟県上越市、新潟県柏崎市、
新潟県妙高市、富山県、富山県高岡市、福井県、長野県、岐阜県、
岐阜県岐阜市、岐阜県高山市、岐阜県恵那市、静岡県浜松市、静岡県磐田市、
静岡県西伊豆町、三重県、京都府福知山市、京都府舞鶴市、京都府伊根町、
神戸市、兵庫県姫路市、兵庫県尼崎市、兵庫県明石市、兵庫県相生市、
和歌山県、和歌山県和歌山市、和歌山県高野町、鳥取県、島根県松江市、
岡山県、広島県、山口県、福岡県、北九州市、福岡県柳川市、福岡県大川市、
佐賀県、長崎県、熊本県、大分県大分市、宮崎県、宮崎県宮崎市、
宮崎県高千穂町、鹿児島県、九州観光推進機構
*以下のURLもご参照ください。
・「北京市旅遊局」ホームページ
http://www.bjta.gov.cn/
・「2006北京国際旅遊博覧会(BITE2006)」ホームページ
http://www.beijingbite.com/bite/main/index.htm
・「2006北京国際旅遊网上博覧会」ホームページ
http://www.beijingbite.com/main_chn/index.asp
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| 開会前日に開催された、歓迎レセプションの様子。 |
博覧会初日。会場の外では、開会セレモニーが行われました。 |
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| 当事務所のブース。多くの人に足を運んでいただきました。 |
ポスターやパンフレットに描かれた日本の風景に、多くの人が興味を示していました。 |
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| 2008年北京五輪のPRブース。 |
英国のブース。このように国単位で出展されている展示ブースが多く見られました。 |

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