日本国自治体国際化協会北京事務所
Council of Local Authorities for International Relations(CLAIR),BEIJING


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2006/2

宮崎市中学生訪中団、北京市郊外で北京市鉄路中学と交流!

所長補佐 小野田 貴哉(宮崎市派遣)

 2005年8月22日から27日までの6日間、日本の西南にある宮崎県宮崎市から中学生49名が中国を訪問した。この中学生の訪問は、宮崎市が友好交流をしている葫芦島市との交流のひとつとして行われるもので、今年で4回目となる。そこでは、毎年、宮崎市立住吉中学校の姉妹校である葫芦島市実験中学校との交流ののち、北京に戻り北京市の中学生(3回目からは北京市鉄路二中)との交流を行っている。

 今年は、より充実した交流にしようと1泊2日での野外宿泊交流を取り入れてみた。今回は、この交流についてご紹介したい。

 

◇交流の内容

 今回の交流活動は、北京市の郊外、門頭溝区の山深くにある教師研修センターで、1泊2日の日程で行われた。教師研修センターといっても、生徒の研修にも使われるところで、宿泊施設や野外活動施設、体験学習施設も併設され、まさに研修に特化した施設である。

 今回はまず、初対面の彼らを打ち解けさせるために、野外で簡単なゲームを行ったり、野外で飯盒炊爨を行い、日中両国が力を合わせて、中華料理作りにチャレンジした。夜は、交流会を行いさらに打ち解けあった後、日中両国混合の班で一緒に宿泊をし、2日目は、日中両国の学生で同じ体験学習を行い、それぞれ先生の指導のもと、豆腐づくりや切り紙などを行った。

 

◇生徒の反応

 特に、飯盒炊爨で一緒に料理を作りあったことが、生徒たちに深い印象を刻んでいたようだ。参加した中学生たちの料理の出来栄えは立派とはいえなかったものの、こうした共同作業自体が、交流にとってのいいスパイスになったように思われる。

 また、交流会で日本の中学生が合唱を披露した際に、中国の中学生が総立ちとなって手拍子をし、そのときの交流の場がひとつになった時があった。日本も中国もひとつになって同じ感動を味わい、生徒だけでなく、引率者たちも涙に声が出なくなる場面もあった。

 

 初対面での交流は、短い時間ではなかなかうまくいかないものである。しかも、国が異なれば、言葉や習慣、価値観などが障害になり、うまく交流が進まないこともある。しかし、お互いが、同じご飯を食べ、同じ部屋で寝、同じ体験をすることで、互いの距離を急速に縮めることができる。たとえ、言葉などの障害があっても楽に乗り越えることができる。今回の交流はそうしたことを証明してくれたのかもしれない。

 

 
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