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三農問題

三農問題

高度成長路線の陰に取り残された「農業・農村・農民」をめぐる課題を略して「三農問題」という。三農問題の解決が目指すものは、「農業の振興」「農村の経済成長」「農民の所得増と負担減」である。

中国政府は、2003年1月の農村工作会議で、三農問題は中国経済と社会の安定と発展を制約しかねない要因だとして、この問題を公式に提起した。以降、中央から関係部局に発する通達文でその年の最重要課題が示され、年度初日に発表される「中央1号文件」では、2004年から8年連続でこの農業問題が取り上げられている。

2011年からの「十二五」においてもこの「三農問題」が引き続き最重点課題と位置づけられ、農業の現代化の推進、農村の生産能力の向上、農村部の住民の生活条件の改善といった三農問題解決に向けた系統的な方針、政策、措置が打ち出される形となった。この中では「三農問題」に対して財政支出を重点的にシフトさせることが示されており、生産基盤整備の他にも生産能力向上に向けた技術開発、最低買い付け価格政策の実施、精算補助金、保険制度の確立、土地管理制度の改革、水利基盤施設の建設強化などへの資金投入が増加する予定となっている。

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