日本国自治体国際化協会北京事務所
Council of Local Authorities for International Relations(CLAIR),BEIJING


 日中地方政府活動紹介

2006/02

「第12回冬の都市市長会議」が開催されました(長春市)

次長 池田重幸(札幌市派遣)

 第12回世界冬の都市市長会議」が、2006年1月15日から18日まで、中国・長春市で開催されました。同会議は、札幌市の提唱により、「冬は資源であり、財産である」というスローガンの下、気候・風土の似ている世界の冬の都市が集まり、共通する都市問題を話し合うことを目的に、1982年に「第1回北方都市会議」として札幌市で開催されたのが始まりです。1994年には会員制を導入し「北方都市市長会議」と改称、さらに対象都市を北方地域以外にも拡大するため、今回の会議から「世界冬の都市市長会議」と名称を改めました。現在では、11カ国19都市が会員となっており、自治体レベルの国際会議及び国際都市間ネットワークのさきがけとして、国内外で高く評価されております。

 同会議は、隔年で開催され、また、会議に併せた事業として「冬の都市フォーラム」、「冬の見本市」を開催しています。12回目を迎えた今回は、オブザーバー参加を含め13カ国29都市(うち会員9カ国16都市)から市長はじめ関係者約150人が参加しました。

 会議の全体テーマは長春市から提案された「冬における発展」であり、具体的協議テーマとして「冬季における環境問題について」と「冬季の市民生活における課題の克服について」があげられました。各都市とも環境問題には強い関心を示しており、参加都市からは木質ペレットなど木質バイオマスを積極的に活用した取り組み事例などが発表され、注目を集めていました。

 「冬の都市フォーラム」では、世界各都市から参加した専門家たちが環境や都市生活の取り組み、観光振興策等について発表がなされ、会場はいつも多くの人々が熱心に聞き入っていました。

 最後に、今回はじめての取り組みとして、この会議の意義と意思を世界に発信するために、地球温暖化など環境問題に各都市が協力して取り組むこと等を盛り込んだ「長春宣言」を採択し、会議を終了しました。

 次回会議は、2008年にグリーンランドのヌーク市で開催されることになっています。

冬の都市とは、「積雪または寒冷という気象条件の下でまちづくりを行う都市」のことを指します。
・積雪の基準:1年間のうちで積雪量の最大値が概ね20cm以上
・寒冷の基準:1年間のうちで最も寒い月の平均気温が概ね摂氏0度以下

 世界冬の都市市長会議ウェブサイトhttp://www.city.sapporo.jp/somu/kokusai/wwcam/

市長会議の様子 冬の都市フォーラム

揃いの服で一堂に会した各都市の市長 市長会議での事例報告

冬の見本市開幕式 冬の見本市会場風景

 

 
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