「1省1被災地支援」で被災地の早期復興へ
6月18日、中国政府は四川大地震被災地の復興支援方案を打ち出した。これは中国の中東部の19省・市が四川省の18県(市)及び甘粛省、陝西省それぞれの被害が大きい地域に対し、担当被災地1箇所を割り振り、支援していくものである。支援に当たる省・市は毎年、前年の地方財政収入の1%以上を拠出し、3年間にわたり支援を行う。
方案は「1省1被災地支援」の原則のもと、広東省、江蘇省、上海市、山東省、浙江省、北京市等19の省・市が対象となっている。支援対象地域は、四川省の18県(市)の他、甘粛省と陝西省については具体的に地域名を明記せず、「甘粛省における震災被害が大きい地域」、「陝西省における震災被害が大きい地域」とし、甘粛省、陝西省の両地域については、広東省(主に深セン市)、天津市が支援を行うことになっている。
その他、方案では、党・政府機関の施設は今回の支援の対象外であり、それらの施設は中央と地方財政によって支援されることになっている。
3年以内での復興を確実にするため、支援方案では、支援に当たる省・市は、毎年、前年の地方財政収入の1%以上を拠出することを打ち出している。
具体的な支援内容については、被災地の要望を踏まえて行うこととしている。
<京華時報 6月19日>
石油製品価格、電気料金を値上げ
6月19日、国家発展改革委員会は通知を出し、20日0時からガソリンとディーゼル油の価格を1トンあたり1,000元(約15,000円)引き上げ、航空燃料価格を1トンあたり1,500元(約22,500円)引き上げることを発表した。また7月1日から全国の電気料金も1キロワットあたり平均2.5分(0.025元)引き上げられることになった。液化ガスと天然ガスの価格は変更されない。
通知では、最近、石油の国際市場価格は大幅に上昇し、特に今年2月中旬からは急速に上昇していることを指摘している。国内の石油製品価格を国際原油価格が上回る事態が深刻化し、原油の加工や輸入を行う企業は大きな損失を被り、各地の石油精製工場が操業を停止したり、半停止したりする状況となり、需要と供給の矛盾は更に際立った問題となった。価格の関係を徐々に正常化し、国内の石油製品の供給を確保し、石油資源の節約を促すため、石油製品価格を適切に引き上げることが決定された。
国家発展改革委員会の通知は同時に、今回の電気料金の値上げについて、市民生活用、農業用、化学肥料生産及び四川省、陝西省、甘粛省の震災被害の大きい地域用の電気は除外されることを明確にしている。
国家発展改革委員会はまた、現在、石炭の価格が高く、電気料金に続き上昇することを防ぐため、19日から2008年12月31日まで発電用石炭について臨時の価格介入措置を実施することを明らかにした。臨時の価格介入期間中、発電用石炭の価格について、2008年6月19日の取引価格を越えてはいけないことになっている。
同時に、国家発展改革委員会は、石油、電力及び石炭関連企業に対し、国家の価格改革を厳格に執行し、生産・輸送を強化し、市場の供給を保障することを求めた。
また各価格管理部門は、各種の措置をとり、石油製品と電力の価格上昇の市場への影響を厳格に抑制する。そして石油製品、石炭、電力価格の執行情況と市場価格の監督・検査を強化し、便乗値上げを防ぐ。
国家価格政策の不執行、デマを飛ばして大衆を惑わすこと及び買占め等の市場価格秩序を乱す行為を厳しく取り締まり、市場の安定を維持する。
※1元=約15円
<京華時報 6月20日>
北京市、7月20日から交通規制
6月19日、北京市政府は、「2008年北京オリンピック・パラリンピック期間中の北京市における自動車に対する臨時交通管理措置に関する通知」を発表、7月20日から9月20日まで北京市では、自動車ナンバーの奇数・偶数による交通規制が行われることとなった。
またこの期間に公用車の7割を一時運行停止することにもなった。
この規制により、規制期間中の運転期間は実質的に1ヶ月であるが、車船使用税と道路修理税は3ヶ月分免除となる。
一部の車はこの規制の対象にならず、北京市行政区域内の道路を走ることができる。交通規制の対象から外されるのは、▽警察車両、消防車、救急車、緊急工事車両、任務遂行中の軍・武装警察車両▽バス、トローリーバス、省間長距離バス・大型バス、タクシー(レンタカーを除く)、小型バス、市運輸管理部門の発行した旅行用客車運行許可証を持つ車両▽北京オリンピック組織委員会が発行した五輪大会専用車両証を持つ車両(競技場の周囲と競技場内での運行に限られた背景が黄色の臨時車両証を除く)、市公安交通管理部門が発行した通行証を持つ車両(通行証の使用規定を遵守)▽自動車のボディーが特別に塗装された業務中の都市管理・工商・交通取締車両、環境保護監察車両、救援・障害物除去専用車両▽環境保護・園林・道路補修等のために使用される専用車両(許可された時間とルールに従って運行)▽大使館ナンバーの車両、許可を受けて臨時入国した車両▽葬儀施設の葬儀車両。
郵便車両も規制の対象にはならないが、郵便トラックは、6時から0時まで第6環状道路以内(第6環状道路は含まず)を走ることができない。
これらの規制の他、一部の車両は特別な規定に従って運行しなければならない。貨物運送車両は、6時から0時まで第6環状道路以内(第6環状道路は含まず)を走ることができない。トラクター、低速で走る貨物運送車両、三輪自動車も6時から0時まで第6環状道路以内(第6環状道路を含む)の運行ができず、0時から6時までは第5環状道路以内(第6環状道路を含む)を運行できない。「京B」というナンバープレートを持つオートバイは全日、第4環状道路以内(第4環状道路の側道は含まず)を走ることができない。
7月20日0時から9月20日0時まで猛毒化学品輸送車両は、北京市行政区域内の道路を走ることが禁止される。その他の危険化学品輸送車両は規制の規定を遵守すると同時に、6時から0時まで第6環状道路以内(第6環状道路は含まず)での運行が禁止される。
危険化学品(猛毒化学品を含む)輸送車両は運行前に、必ず市安全生産監督管理部門と市運輸管理部門の許可を経、規制対象地域の道路を走る必要のある場合、市公安交通管理部門に通行証の発行を申請し、許可された時間とルートに従って運行しなければならない。
<京華時報 6月20日>

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